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| 漢方専門 健勝堂薬局 |
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〒557-0011
大阪市西成区天下茶屋東2-16-3 |
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TEL/FAX
06(6653)7586 |
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営業時間
午前9時30分〜午後7時 |
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定休日
日曜日・祝日 |
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| 胃潰瘍・十二指腸潰瘍と漢方 |
最近テレビのCMでよく見る胃腸薬で、胃酸の分泌を抑えるH2 ブロッカー配合薬があります。この薬は今までお医者様しか使用が許可されていなっかった薬でしたが、一般に販売されるようになったものです(スイッチOTCと言われます)。(胃酸を抑える薬には、2004年現在は医療用にはもっと強いものが出ています。)
胃・十二指腸潰瘍に対する現代医学の治療は胃酸の分泌を抑制する事が中心になっており、この薬の出現で潰瘍の治療が、すばらしく楽になったと言われています。
ただ最近『ヘリコバクター・ピロリ』という酸性の強い胃の中で生育する菌が、とくに慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの患者から高率で見つかり、その因果関係は深まるばかりです。
このピロリ菌が胃酸分泌抑制の薬では除去できないために、この薬だけでは、痛みは治まって一見治ったようにみえても、1〜2年で再発、ひどい人は1年に何回か再発するようであります。
(この記事は1998年の記事で、現在はピロリ菌に関しては、研究が進んで割合詳しく分かって きています。)
胃・十二指腸潰瘍に有効な漢方処方はたくさんあります。
たとえば、神経をこまかく使う職業や管理職にある人で、よく胃の痛みを感じ、過去に胃潰瘍等と診断された方は『柴胡桂枝湯(加小茴香・牡蠣)』が予防と治療に効果がある処方といえます。
たとえば、みぞおちがつかえて、胃痛、胸やけ、げっぷ、おなかがごろごろとよく音がして下痢気味の人は『半夏瀉心湯(加茯苓)』などが良いでしょう。
また、のぼせ気味で、気分が安定せず不眠がちで胃からの出血があるような時には、『黄連解毒湯』などが良い。その他にも何種類もあります。
処方選択のポイントだけ書いてしまうとこんな処方になりますが、現実には個人の体質をよく見て判断することになります。
場合によっては処方を合わせたりする必要もありますので、自分で判断せずに専門家に相談してください。
ピロリ菌には、生薬ではウコン・ガジュツにその障害を抑制する働きが、ガジュツにはピロリ菌そのもののに対して抑制する働きがあることがわかってきました。
この二つの生薬を古くから取り入れたお薬があります。
屋久島原産のガジュツを主剤とした 『恵命我神散』です。ここ近年、胃・十二指腸潰瘍の方の予防になればとおすすめいたしてますが、長く服用することがピロリ菌の事を考えると大切と思います。
なかなか良いと評判ですので是非お試しください。
1998年1月分 |
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