| 今年のスギ花粉飛散料は大変なものという情報が入ってまいりました。近畿地方は例年の3 〜6倍とテレビでは言っておりました。
さらに、毎日新聞からの抜粋ですが・・・
『花粉症やぜんそくなどのアレルギー疾患になりやすい体質の若者が急増し、20代前半では9割近くが「アレルギー予備軍」であることが、国立成育医療センター研究所や東京慈恵会医科大などの調査で分かった。各国の調査では最高でも6割程度で、今回の結果は突出している。』というように、日本における花粉症などのアレルギー性疾患の増加傾向は恐ろしく伸びているのがわかります。
よい化学医薬品は年々医療機関に許可、輸入されてきています。しかし私はあえて漢方薬の素晴らしさを紹介いたします。それは体質改善傾向を持つからであります。どうしても漢方薬での切れ味が悪い場合は新薬と併用も良いと思います。
花粉症の人は、漢方薬を大体2〜4月ぐらいまで服用してくれるのですが、それ以外の時期には鼻炎が無いために、中止している人がほとんどです。 ですが、本当の意味で体質改善するには、花粉症のない時期にも漢方薬(内容は発作期とおそらく変わります)を服用し続けることが重要なポイントになります。
当薬局でも知らない間に、花粉症が良くなっていました、という人が随分と増えてきたように思います。花粉症の治療をしていなくても、他の病気の治療を継続しているうちに体質改善されたようですね。
花粉症の特徴である、「鼻水がビシャビシャ出る」状態はほとんどの場合、漢方で言う「水毒」と考えていいと思います。漢方的には「脾・肺・腎」の働きの調整になります。
現在「脾(胃腸と思って良い)」が冷えて湿をさばけない状態の人が多いようです。果物・ジュース・生野菜と冷飲食が体質を悪化させます。また、花粉症に有効な鼻うがいの方法もご希望の方にはご指導いたします。やってみると決して難しいものではありません。コツがあるだけです。これは非常に花粉症に対して有効なうがいです。ぜひ自分のものにしてほしいと思います。
スギ花粉憎しでは、解決にはなりません。
花粉症以外にも通年性のアレルギー性鼻炎の人も多くなっています。長年の花粉症の方も、初めて花粉症の方もお気軽にご相談下さい。
2003年3月分
必殺 『鼻うがい』の仕方 |