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小児喘息と漢方  Q&A:漢方は保険は使えるの?
  新聞などの記事で、近年増えている病気で、小児喘息の名があげられていました。
確かに当薬局でも病院からの処方箋を含め、小児喘息の患者さんは増えているように思えます。正確な数字は記憶にありませんが、ここ数年で増えているように書かれていたように思います。

ところで、小児期の喘息と大人の喘息と同じなのかどうか、まだはっきりとした解明は出来ていないようです。喘息は喘鳴(ヒューヒュー、ゼイゼイという音が呼吸時に聞こえる)、呼吸困難、胸苦しい、咳がひどいなどの症状があります。症状は1〜2才くらいから見られることがあるそうです。大体6才くらいまでに8割以上が喘息と診断されていると聞きます。
その一方で中学生くらいまでに6〜8割の自然治癒があるという変わったものです。

その昔アトピー性皮膚炎もそういう風に自然治癒すると言われたこともあり、その辺はアトピー性皮膚炎と似ています。
今も、もちろん子供のうちにアトピー性皮膚炎は自然治癒するものがあります。
逆に昔にはなかったような成人になってからのアトピー性皮膚炎も出ていますが・・・

喘息症状を引き起こす原因は、アレルギー以外にも様々なものが考えられます。天候・気温の変化、医薬品、タバコ(の煙)、大気汚染、排ガス、ストレス、心理的問題、風邪など多数あげられます。

病院での治療が中心になっているのは当然ですが、実は漢方薬が非常に有効だという事をお知らせしたいです。より安全に治療を進めるために、喘息の発作期は現代医薬品の治療を最優先し、良くなっている時期(寛解期)には、現代医薬品と併用して、喘息発作原因になっている、肺の気道の過敏反応や気道の炎症、気道の収縮を起こさないような体質に持っていく方法が良いでしょう。

どういう所を注意して漢方療法を持っていくかというと、主にその子供さんの弱い所を改善していけばよいのです。例えば胃腸が弱い子、おなかがよく痛くなる子、風邪をひきやすい子、神経質な子、疳の虫の強い子(夜鳴き、キーキー)などと特徴があれば、そういう体質を改善していきますと、喘息も良くなっていきます。

またもちろん、発作期にも有効な漢方薬
があります。
是非ご相談ください。

◎漢方薬は保険が使えるの?

よくある質問です。今回の記事の小児喘息にこだわらず、漢方薬にも保険が使えます。厳密に言いますと、薬局で作れる漢方薬(煎じ薬:薬局製剤)以外の漢方薬、約140処方が保険で認められています。お医者様に処方箋を書いていただければ保険で漢方をのむ事ができます。 患者様ご本人が定期的に病院、薬局に来られる事が必要です。 (当薬局ではやはり大阪市内の方に限ると言えます)
保険による漢方薬を希望される場合は、遠慮なくお申し出ください。
もちろん、インターネットオンラインでの漢方購入などでは保険は適応する事はできませんので、ご注意ください。
また、健康食品、ササヘルス、恵命我神散、中国製一般医薬品等も保険が利きません。

2004年3月分
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